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マンホールカードとは?もらい方・配布場所・第29弾・マナーなど

ニュース

自治体が無料で配っている名刺サイズのカード「マンホールカード」が、2026年11月に入って改めてニュースになっています。2016年の配布開始から累計の発行枚数は約2600万枚。人気が広がる一方で、配布場所での路上駐車や職員への暴言が問題となり、配布を一時休止したり終了したりする自治体も出てきました。

「そもそもマンホールカードって何?」「どこでもらえるの?」と気になった人に向けて、カードの成り立ちから、もらい方、最新の第29弾、そして長く楽しむためのマナーまでを順番に整理しました。

この記事でわかること

  • マンホールカードがいまニュースで取り上げられている理由
  • 2016年に始まったマンホールカードの歴史と、カードに書かれている情報
  • もらい方の基本ルールと、配布場所・在庫の調べ方
  • 2026年7月31日に配布が始まった第29弾の概要
  • 収集を続けるために知っておきたいマナーと、集めたカードの楽しみ方

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マンホールカードがいま話題になっている理由

きっかけは、2026年11月3日に時事通信が配信した記事です。全国の自治体が発行するマンホールカードを巡り、収集家のマナー違反が相次いでいると報じられました。Yahoo!ニュースの地域ピックアップにも「マンホールカード人気 トラブルも」の見出しで掲載され、多くの人の目に触れています。

報道によると、具体的な事例は次のとおりです。

自治体 カードの題材 状況
広島県東広島市 ご当地名物「東広島焼き」 7月から配布し、9月末で一時休止
北海道斜里町 知床半島や動植物のイラスト 2025年2月で配布を終了

東広島市では、配布場所の観光案内所前の狭い道に車が止められて地元住民が通れなくなったり、観光案内中の職員が「早くしろ」と言われたりしたことが休止の理由とされています。斜里町でも、受け取れなかった観光客からの暴言などが重なったと伝えられました。

カードを支援するマンホールカード振興財団は、転売目的での受け取りや、服装を変えて何度も受け取るといった行為も確認されていると説明しています。人気の配布場所では1日に約4000枚が出ることもあるそうで、それだけ多くの人が足を運んでいる証拠でしょう。

SNSでは「楽しみにしていたカードが休止になって残念」「ルールを守る人まで巻き込まれるのはつらい」といった声が見られます。一方で、「地元の人が困るなら休止は当然」「配る側の負担も考えたい」と受け止める収集家の投稿も目立ち、趣味の楽しみ方を見つめ直す話題として広がりを見せているようです。

マンホールカードとは 2016年に始まった下水道広報の歩み

マンホールカードの題材になるデザインマンホール蓋のイメージ
Photo by Ulrick Trappschuh on Pexels

マンホールカードは、下水道広報プラットホーム(GKP)が企画・監修し、各自治体などが発行している下水道の広報用カードです。ふだん意識することの少ない下水道に関心を持ってもらう目的で生まれました。

第1弾は30種類・28自治体からスタート

配布が始まったのは2016年4月。第1弾は28自治体・30種類でのスタートでした。その後は年2回ほどのペースで新しい弾が追加され、2024年12月時点で累計1,113種類・724自治体と3団体のカードが発行されています。いまでは全国の多くの都道府県で手に入るほど広がりました。

表と裏に書かれている情報

カードの表面には、その地域のデザインマンホール蓋の写真と、蓋が実際に設置されている場所を示す位置情報が載っています。裏面には、デザインに込められた由来や地域の歴史が短い文章で紹介されているのが特徴です。

実は、この「位置情報」が収集家の楽しみを広げています。カードを受け取ったあとに、実物の蓋を探しに街を歩く人も少なくありません。観光名所や名物、ご当地キャラクターが描かれた蓋を見つけたときの喜びは、カードを手にしたとき以上だという声もあります。

ちなみに、デザインマンホール自体の歴史は古い

地域の風景や特産品を描いたデザインマンホールは、1980年代ごろから全国で広がったと言われています。下水道事業への理解を深めてもらうために、各地の自治体が工夫を凝らしてきました。マンホールカードは、こうした「街の足元のアート」に光を当てる取り組みとも言えます。

マンホールカードのもらい方と配布場所の調べ方

マンホールカードは無料で配られていますが、受け取り方には全国共通の基本ルールがあります。GKPのよくある質問をもとに整理すると次のとおりです。

項目 基本ルール
枚数 1人1枚が原則
受け取り方法 配布場所での手渡しのみ(郵送には対応していません)
代理での受け取り 原則として認められていません(事情によって自治体ごとに対応が異なります)
予約 予約制ではありません
転売 オークションやフリマアプリへの出品は遠慮するよう求められています

GKPは1人1枚の理由について、遠方からはるばる受け取りに来る人もいるので、多くの人にカードが行き渡るようにするためと説明しています。

配布場所と在庫は自治体のホームページで確認

配布場所は、道の駅や観光案内所、下水道関連施設、市役所の担当窓口などさまざまです。カードの種類と配布場所はGKPの公式サイトで一覧できますが、在庫の状況は各自治体のホームページで確認するのが基本です。GKP自体はリアルタイムの在庫情報を掲載していません。

配布時間が施設の営業時間と異なる場合や、土日祝日だけ別の場所で配っている場合もあります。せっかく足を運んだのに受け取れなかった、という事態を避けるためにも、出発前に自治体の最新情報を見ておくと安心です。

東京でもらえるカードを探すときは

検索では「マンホールカード 東京 配布場所」「東京23区」といった調べ方も多く見られます。都内にも区や市ごとにカードがあり、第29弾では西東京市が初登場しました。配布場所の地図をまとめた非公式マップもありますが、休止や在庫切れの情報は自治体の発表が最も確実です。

2026年7月31日配布開始のマンホールカード第29弾

最新の第29弾は、2026年7月31日から順次配布が始まりました。収録は50種類近くで、そのうち13自治体が初登場です。

初登場の自治体には、沖縄県宮古島市、北海道鹿追町、岩手県住田町、東京都西東京市、岡山県浅口市などが名を連ねています。北海道から沖縄まで地域の幅が広く、キャラクターや観光名所、動植物、歴史的な建造物、特産品など、題材もバラエティに富んでいます。

GKPの発行案内によると、第29弾からは土日の配布場所を2カ所まで設けられるようになりました。初回配布時はおよそ1カ月間、複数の場所で配ることもできます。人が1カ所に集中しにくくする工夫で、配布する側の負担を減らす狙いもあると考えられます。

マンホールカードを気持ちよく集め続けるためのマナー

落ち葉が積もったマンホール蓋 マンホールカード巡りのイメージ
Photo by Müca 🇩🇪 on Pexels

マンホールカードは、自治体の職員や観光施設のスタッフが通常業務の合間に配っているものです。配る側が「続けたい」と思える環境があってこそ、新しいカードも生まれます。ニュースになったトラブルを踏まえ、受け取る側が意識したい点をまとめました。

  • 駐車場のルールを守る:配布場所の前の道や近隣の店舗に車を止めない。駐車場がない施設は公共交通機関で向かう
  • 1人1枚を守る:同じカードを何度も受け取らない
  • 配布時間を守る:開始前に施設へ押しかけない。終了後に無理を言わない
  • 在庫切れでも職員を責めない:在庫は自治体が管理しており、窓口の判断では増やせません
  • 転売目的で受け取らない:GKPも転売の遠慮を呼びかけています
  • 地元にも少しお金を落とす:道の駅の名物を買う、近くの食堂で食事をするなど、地域を楽しむ視点を持つ

現地に行くと、カードを受け取ったついでにその街の観光パンフレットをもらい、紹介されている場所を回る人の姿も見かけます。カードはあくまで「地域を訪れるきっかけ」。そう考えると、自然と振る舞いも穏やかになるはずです。

集めたマンホールカードの楽しみ方

集めたカードや旅の記録を整理するコレクションのイメージ
Photo by https://kaboompics.com/ on Pexels

マンホールカードは名刺とほぼ同じ大きさなので、名刺ホルダーやトレーディングカード用のスリーブ、ファイルで整理する人が多いようです。弾ごと、都道府県ごと、訪れた順など、並べ方にも個性が出ます。

実物の蓋を探して写真に残す

カードの位置情報を頼りに、実物のマンホール蓋を見に行く楽しみ方もあります。撮影するときは車道に出ない、通行の妨げにならないなど、安全への配慮を忘れないようにしましょう。

旅のルートづくりに使う

カードの配布場所は道の駅や観光案内所が多いため、ドライブや旅行の立ち寄り先として組み込みやすいのも特徴です。裏面の由来を読んでから現地を歩くと、ふだんなら素通りしてしまう風景にも意味が見えてきます。

マンホールカードのよくある質問

Q. マンホールカードは有料ですか?

A. 無料です。配布場所を訪れた人に、1人1枚が手渡しで配られています。

Q. 郵送で送ってもらうことはできますか?

A. できません。GKPは郵送に対応しない方針を示しており、受け取りは配布場所での手渡しのみです。

Q. 家族の分もまとめて受け取れますか?

A. 原則は1人1枚で、代理での受け取りも基本的には認められていません。家族で集めたい場合は、全員で配布場所を訪れるのが確実です。対応は自治体によって異なる場合があります。

Q. 最新の第29弾はいつから配布されていますか?

A. 2026年7月31日から順次配布されています。13自治体が初登場で、収録は50種類近くです。

Q. 配布場所や在庫はどこで確認できますか?

A. カードの種類と配布場所はGKPの公式サイトで確認でき、在庫の状況は各自治体のホームページで案内されています。

Q. 配布が休止になったカードはもうもらえないのですか?

A. 再開の時期や方法は自治体ごとに判断されます。東広島市のように一時休止の場合もあるため、最新情報は発行自治体の発表を確認してください。

Q. マンホールカードを売ってもよいですか?

A. GKPはオークションやフリマアプリでの転売を遠慮するよう呼びかけています。

足元のアートを、地域と一緒に楽しもう

マンホールカードは2016年4月に30種類から始まり、累計約2600万枚まで広がった下水道の広報カードです。2026年7月31日には13自治体が初登場する第29弾も加わりました。その一方で、路上駐車や暴言などのトラブルから配布を休止・終了する自治体も出ています。

次にカードをもらいに出かけるときは、自治体のホームページで配布場所と在庫を確認し、駐車場や公共交通機関の情報もあわせて調べておきましょう。1人1枚のルールを守り、カードをきっかけに街を歩いてみると、その土地ならではの魅力に出会えるはずです。




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