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三輪車4時間耐久レース優勝は144周 与謝野町 ルール・参加費・距離・大人がきつい理由など

芝生の上に置かれた赤い三輪車 与謝野町の三輪車4時間耐久レースのイメージ ニュース

大人4人がひざを抱えるような姿勢で、子ども用サイズの三輪車を4時間こぎ続けます。そんな一風変わったレースが、2026年11月1日に京都府与謝野町で開かれました。優勝チームの記録は144周。関西テレビの報道によると、地元企業のチームが2年連続で頂点に立ったそうです。

「めっちゃめっちゃきついです」という参加者の声がMBSニュースで紹介され、Yahoo!ニュースのトピックスにも取り上げられました。見た目はほのぼのとしていますが、実際には受付で車検まで行う、かなり本格的な耐久レースです。

この記事でわかること

  • 「よさの4時間耐久三輪車レース」の開催概要とルール
  • 優勝記録144周を距離や1周あたりの時間に直すとどうなるか
  • 大人が三輪車に乗ると、なぜここまできついのか
  • 参加費・チーム人数・申し込みの流れ
  • 会場となった与謝野町の背景

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与謝野町の三輪車4時間耐久レースとは?2026年は19チームが参加

正式名称は「よさの4時間耐久三輪車レース」です。主催はよさの4時間耐久三輪車レース実行委員会で、事務局は与謝野町観光協会が務めています。与謝野町を盛り上げようと2025年に始まった大会で、2026年が第2回にあたります。

与謝野町観光協会の公式サイトに掲載されたイベントページによると、2026年大会の概要は次のとおりです。

項目 内容
開催日 2026年11月1日(日)雨天決行
会場 滝グラウンドゴルフ駐車場 特設コース(京都府与謝郡与謝野町滝地区)
受付(車検) 8:00〜9:00
予選・フリー走行 9:00〜10:00
開会式・選手ミーティング 10:00〜11:00
4時間耐久レース 11:00〜15:00
表彰・閉会式 16:00〜16:30
参加費 1チーム10,000円

ルールはシンプルで、レギュレーション(大会規定)で定められた三輪車を使い、特設コースを4時間で何周できるかを競います。チームのメンバーが交代しながら走り、周回数の多さで順位が決まる仕組みです。受付の段階で「車検」があるのも、本物のモータースポーツのようで面白いところです。

関西テレビの報道では、2026年大会には岐阜県や鳥取県、近畿各地から19チームが集まりました。初開催だった2025年は17チームでのスタートだったと報じられており、2年目で参加チームが増えた形です。

「自作のマシン」で挑むチームも

関西テレビの見出しには「自作のマシンで挑む」とあり、規定の範囲内で三輪車に工夫を凝らして臨むチームもあったようです。どこまで手を加えてよいかはレギュレーション次第ですが、「同じ三輪車でも、乗り方や整備で差が出る」という点が、この大会を単なる余興ではなく競技にしている理由と考えられます。

優勝は144周・約57.6km 数字で見る「三輪車耐久」のきつさ

道路の真ん中に置かれた子ども用三輪車 三輪車4時間耐久レースのイメージ
Photo by RAMÓN ANTONIO MENDOZA on Pexels

優勝チームの144周という記録を、少し分解してみましょう。関西テレビの報道では、コースは1周約400mとされています。

指標 計算 結果
総走行距離 144周 × 400m 約57.6km
1周あたりの平均時間 240分 ÷ 144周 約100秒
平均速度 57.6km ÷ 4時間 時速約14.4km

4人で交代するとしても、チーム全体で約57.6kmを三輪車で走り切った計算です。フルマラソンの距離(42.195km)を15km以上も上回ります。

時速約14km台という数字は、大人がふつうの自転車をのんびりこぐ速さに近い水準です。ただし乗っているのは、ギアもなく、ひざが胸に当たりそうな小さな三輪車。それを4時間、交代しながらとはいえ平均時速14km前後で走り続けたと考えると、優勝チームの脚力と作戦の巧みさがよくわかります。

現場の様子を伝えた報道では、「優勝しか見えてない」と意気込むチームの姿も紹介されていました。笑いが起きる場面がありながら、勝負は本気。このギャップが、見る人も参加する人も引き込む魅力になっています。

なぜ大人が三輪車に乗るとこんなにきつい?構造から見るトリビア

ペダルが前輪に直結した子ども用三輪車
Photo by Esther Salguero on Pexels

「三輪車なんて楽そう」と思う方もいるかもしれません。実は、一般的な子ども用三輪車は、大人が速く走るにはかなり不利な作りになっています。

ペダルが前輪に直結している

多くの子ども用三輪車は、ペダルが前輪の軸に直接ついている構造です。ペダルを1回転させると前輪もちょうど1回転するだけで、自転車のようにチェーンとギアで回転を増やす仕組みがありません。速く進むには、とにかく足を速く回し続けるしかないのです。

体に対して車体が小さすぎる

子どもの体格に合わせたサドルの高さやハンドル位置は、大人にとっては窮屈そのもの。ひざを大きく曲げたままこぐことになり、太ももへの負担が大きくなります。「めっちゃめっちゃきつい」という参加者の言葉も、この構造を考えれば納得でしょう。

カーブで車体が振られやすい

三輪車は転びにくい乗り物ですが、大人が乗ると重心が高くなり、カーブでは車体が外側へ振られやすくなります。周回コースを速く回るには、体重のかけ方やライン取りといった技術も求められそうです。

ちなみに、子ども用三輪車はおおむね2〜3歳ごろから乗り始める子が多いと言われています。メーカーによって対象年齢は異なり、1歳台から使える手押し棒付きのタイプもあります。大人用には、高齢者の買い物などに使われる「三輪自転車」というまったく別の乗り物があり、こちらはチェーンで後輪を回す一般的な自転車に近い構造です。

出場するには?参加費・チーム人数・申し込みの流れ

チェーンで後輪を回す大人用の三輪自転車
Photo by betül nur akyürek on Pexels

2026年大会の募集内容をもとに、出場までの流れを整理します。次回大会の内容は変わる可能性があるため、最新情報は与謝野町観光協会の発表を確認してください。

  • チーム編成:4〜5人程度のチームで参加(MBSニュースでは4人1組と紹介)
  • 参加費:1チーム10,000円
  • 申し込み:チラシのQRコードからGoogleフォームで申し込み。2026年大会の締め切りは9月30日でした
  • 支払い:申し込み後に監督あてに請求書が届き、1週間以内に銀行振込
  • 天候:雨天決行

1チーム10,000円なので、4人チームなら1人あたり2,500円、5人なら2,000円です。職場の仲間や学生時代の友人で「思い出づくりに出てみよう」と考える人にとって、手の届きやすい金額と言えそうです。

参加する前に準備しておきたいこと

  • 長時間しゃがみ込む姿勢になるため、事前にひざや太もものストレッチを習慣にしておく
  • 交代の順番や1人あたりの走行時間を決め、ペース配分の作戦を立てる
  • 11月の丹後地方は朝晩冷えやすいので、待機中に羽織れる防寒着を用意する
  • 水分補給用の飲み物と、手のひらを守るグローブがあると安心

会場の与謝野町ってどんな町?丹後ちりめんの里で生まれた新しい名物

与謝野町は京都府の北部、丹後半島の付け根に位置しています。2006年に加悦町・岩滝町・野田川町の3町が合併して誕生しました。日本三景のひとつ、天橋立がある宮津市のとなり町でもあります。

古くから知られているのが、絹織物の「丹後ちりめん」です。与謝野町は丹後ちりめんの主要な産地のひとつで、町内には機織りの歴史を伝える町並みも残っています。伝統産業の町が、いっぽうで三輪車レースという遊び心あふれる取り組みを始めた点に、地域を盛り上げたいという地元の熱意が感じられるでしょう。

岐阜県や鳥取県といった県外からもチームが集まったことは、この大会が町の外の人を呼び込むきっかけになっている表れと考えられます。レースのついでに丹後の海や町並みを楽しむ人が増えれば、地域にとってもうれしい広がりになりそうです。

「大人の本気の遊び」が全国で愛される理由

身近な乗り物で真剣に競う耐久レースは、実は全国各地で親しまれています。よく知られているのが、富士スピードウェイなどで開かれてきたママチャリの耐久レースです。本来はレース向きではない乗り物を使うからこそ、速さだけでなく、チームワークや工夫、そして笑いが生まれます。

こうした大会に共通するのは、次のような魅力です。

  • 誰でも主役になれる:特別な機材や競技経験がなくても参加しやすい
  • チームで盛り上がれる:交代制なので、仲間を応援する時間も楽しい
  • 見ていて面白い:大人が小さな乗り物で全力を出す姿に、観客も笑顔になる
  • 地域の名物になる:ユニークさがニュースやSNSで広まり、町の知名度アップにつながる

与謝野町の三輪車レースは、まだ2回目を終えたばかり。2年連続優勝のチームに挑む新しいチームが現れるのか、来年以降の展開にも注目が集まりそうです。

よくある質問

Q. よさの4時間耐久三輪車レースはいつから開催されていますか?

A. 2025年に始まり、2026年11月1日の大会が第2回です。与謝野町を盛り上げる目的で始まったと報じられています。

Q. 2026年の優勝記録は何周でしたか?

A. 関西テレビの報道によると、地元企業のチームが144周で優勝し、2年連続の優勝となりました。1周約400mで計算すると、約57.6kmになります。

Q. 参加費はいくらですか?

A. 2026年大会は1チーム10,000円でした。4人チームなら1人2,500円の計算です。

Q. 何人でチームを組めばよいですか?

A. 2026年大会の募集では4〜5人程度のチームが想定されていました。MBSニュースでは4人1組と紹介されています。

Q. 三輪車は自分で用意するのですか?

A. レギュレーションで定められた三輪車を使うルールで、当日は受付時に車検があります。用意の方法や規定の詳細は、大会ごとの募集要項で確認してください。

Q. 雨が降ったら中止になりますか?

A. 2026年大会は雨天決行でした。荒天時の扱いは実行委員会の発表を確認するのが確実です。

Q. 次回の開催や問い合わせ先はどこですか?

A. 次回の日程は2026年11月時点で発表されていません。問い合わせは、事務局の与謝野町観光協会(電話0772-43-0155)が窓口です。

来年の与謝野町で「本気の三輪車」に挑戦しよう

よさの4時間耐久三輪車レースは、2025年に始まったばかりの新しい大会です。2026年は県外も含む19チームが集まり、優勝チームは144周、約57.6kmを走り切りました。ペダル直結の小さな三輪車で4時間走るきつさと、それを仲間と笑い合える楽しさが、この大会の魅力です。

「面白そう」と感じたら、まずは職場や友人に声をかけて、チームのメンバー集めから始めてみてください。次回の募集情報は与謝野町観光協会から発表される見込みなので、夏ごろからこまめにチェックしておくと出遅れずにすみます。




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