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韓国発大容量カフェが新橋に上陸 ペクスダバン・MASS COFFEE・1リットル400円・場所など

韓国発大容量カフェのアイスアメリカーノのイメージ(プラスチックカップ) グルメ

朝8時過ぎの新橋駅烏森口。スーツ姿の会社員が、片手に収まりきらないほど背の高いプラスチックカップを持ってオフィス街へ歩いていきます。中身は氷がぎっしり入ったアイスアメリカーノで、容量は約1リットル。値段は400円からです。

2026年8月、こうした韓国発の「大容量・低価格」カフェが新橋に相次いで日本1号店を出しました。10月22日には東洋経済オンラインがこの動きを取り上げ、改めて注目が集まっています。実は2店舗の距離はわずか約140mで、徒歩2分ほどの近さです。

この記事でわかること

  • 新橋に上陸した「ペクスダバン」と「MASS COFFEE」の場所・営業時間・価格
  • 2026年8月に集中した韓国カフェの日本出店の流れ
  • 1リットル400円が成り立つ理由と、韓国のカフェが10万店を超えた事情
  • 大容量コーヒーを無理なく楽しむためのコツ

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新橋に韓国発大容量カフェが集まった2026年8月

2026年8月は、韓国のコーヒーチェーンが東京に集中して出店した月でした。新橋だけでなく、有楽町・神田・五反田にも新店が生まれています。開業日を時系列で並べると、短い期間に出店が重なっていたことがよくわかります。

開業日(2026年) ブランド 場所 ポイント
8月6日 Paik’s DABANG(ペクスダバン) 新橋(港区新橋2-15-11) 日本1号店。韓国で1,800店舗以上
8月14日 JM COFFEE 有楽町(イトシア) 釜山発のスペシャルティ系。アメリカーノ250円から
8月17日 MASS COFFEE(マスコーヒー) 新橋(港区新橋3-6-4 日吉ビル1F) 日本1号店。韓国で約40店舗
8月18日 Paik’s DABANG 神田 日本2号店。1号店から12日後
8月20日 THE LITER SPACE COFFEE 五反田 1リットルコーヒーの先駆けとされる。韓国で約500店舗

新橋が選ばれた理由として、報道では朝の通勤需要の大きさが挙げられています。新橋は昔からサラリーマンの街として知られ、駅周辺に中小のオフィスビルが密集しています。出勤前に1杯買い、デスクで昼過ぎまで少しずつ飲む。そんな使い方に1リットルのカップはよく合います。

ちなみに、ペクスダバンの1号店は烏森神社のすぐそばにあります。古い神社と飲食店がひしめく路地の一角に、韓国の街角で見かけるのと同じブランドの看板が並ぶ光景は、少し不思議な組み合わせかもしれません。

ペクスダバンとMASS COFFEEの違いを比較

韓国発大容量カフェが新橋に上陸 ペクスダバンとMASS COFFEEの違いを比較のイメージ
Photo by Byung Chul Min on Pexels

同じ「韓国発・大容量」でも、2つのブランドは規模も看板メニューも異なります。開業時点の公式情報と報道をもとに整理しました。

項目 ペクスダバン MASS COFFEE
韓国での店舗数 1,800店舗以上 約40店舗
日本の店舗 新橋・神田の2店舗 新橋の1店舗
新橋店の住所 港区新橋2-15-11 港区新橋3-6-4 日吉ビル1F
営業時間(新橋) 平日7:30〜17:00(土日休み) 7:30または8:00〜21:00
アメリカーノ 250円から Sサイズ190円・Mサイズ250円
1リットル級 Lサイズ400円前後 アイスアメリカーノ1L 400円
看板メニュー 元祖コーヒー・アシャッチュ 甘じょっぱいラテ(490円)
形態 テイクアウト中心 テイクアウト中心

※営業時間・価格は2026年8月の開業時点の情報です。変更されている場合があるため、来店前に各店の公式サイトやSNSで確認してください。

ペクスダバンは韓国の「国民的カフェ」

ペクスダバンを運営するのは、韓国の外食大手「THE BORN KOREA(ザ・ボーン・コリア)」です。代表のペク・ジョンウォン氏は、韓国では料理番組でもおなじみの外食実業家として知られています。ブランド名の「ダバン(다방)」は漢字で書くと「茶房」で、韓国の昔ながらの喫茶店を指す言葉です。1970〜80年代の韓国では、ダバンが待ち合わせや商談の場として街のあちこちにありました。

看板の元祖コーヒーは、甘く濃いめのアイスコーヒーです。韓国で古くから親しまれてきたスティック状のミックスコーヒーの味わいを意識した一杯とされます。もう一つの人気メニューアシャッチュは、アイスティーにエスプレッソを合わせたドリンクで、韓国では「アイスティーにショット追加」を略した呼び名として定着しています。日本の店舗のメニューは48種類と紹介されており、選ぶ楽しさもありそうです。

新橋店では、注文番号が受け取りカウンターに映し出される「スマートピックアップ」方式を採用しています。混み合う朝の時間帯でも、受け取りまでの流れがわかりやすい仕組みです。

MASS COFFEEはラテ系に強い後発組

MASS COFFEEは、ペクスダバンの11日後に新橋へ出店しました。正式開業は8月17日で、14日・15日にはプレオープンも行われています。韓国での店舗数は約40店舗と、ペクスダバンに比べると小規模です。

注目されているのは甘じょっぱいラテ(Sweet Salty Latte)で、ブランド側は「90秒に1杯売れる」看板メニューとしています。1リットルのカフェラテは600円、アイスアメリカーノの1リットルは400円で、練乳を追加すると税込み500円になると報じられています。Sサイズ190円からと、少量派にも選択肢があるのも意外なポイントです。

1リットル400円はなぜ成り立つのか 韓国カフェ10万店の事情

韓国発大容量カフェが新橋に上陸 1リットル400円はなぜ成り立つのか 韓国カフェ10万店の事情のイメージ
Photo by SOO CHUL PARK on Pexels

日本のコーヒーチェーンでは、豆の価格や人件費の上昇を受けて値上げが続いています。その中で1リットル400円という価格は、かなり目を引きます。背景にあるのは、韓国のカフェ市場ならではの事情です。

コンビニの約2倍あるカフェ

韓国のコーヒー専門店は、2022年末時点で10万729店に達し、初めて10万店を超えました(朝鮮日報の報道)。2016年の5万1,551店から6年でほぼ2倍に増えた計算です。同じ時期のコンビニは約5万5,000店で、カフェの数はその約2倍にあたります。

店が増えれば、当然ながら価格競争は激しくなります。韓国では2010年代から「メガ系」と呼ばれる大容量・低価格のチェーンが急成長し、量と安さで勝負するスタイルが定着しました。国内市場が飽和に近づくなかで、各ブランドが次の成長先として選んだのが日本でした。

小さな店でたくさん売る仕組み

低価格を支えているのは、テイクアウト中心の小型店という運営方法です。先に日本へ進出したマンモスコーヒーの虎ノ門店は約13坪の小さな店舗ですが、1日に最大約1,400杯を売り上げると報じられています。座席を置かず回転を上げれば、家賃や人件費を1杯あたりで薄められます。

もう一つの理由は、飲み方の違いです。韓国ではコーヒーが嗜好品というより、毎日の水分補給に近い習慣として根付いているとされます。大きなカップを長時間かけて飲むので、お店側は一度の来店で大きなサイズを売れます。日本の新橋でこのスタイルが受け入れられつつあるのは、在宅勤務が減ってオフィスで過ごす時間が戻ったことも関係しているのかもしれません。

大容量コーヒーを無理なく楽しむコツ

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Photo by freestocks.org on Pexels

1リットルのコーヒーは見た目のインパクトが大きい一方で、飲み方を少し工夫すると最後までおいしく楽しめます。初めて買う人がつまずきやすい点をまとめました。

氷の量とカフェインの目安を知っておく

1リットルのカップでも、アイスの場合はかなりの割合が氷です。実際に飲めるコーヒーの量は表示より少なくなります。それでも、普段のコーヒー数杯分になることは意識しておきたいところです。

カフェインについては、欧州食品安全機関(EFSA)が健康な成人で1日400mgまでを目安としています。文部科学省の食品成分表では、ドリップしたコーヒーのカフェインは100gあたり約60mgです。濃さや氷の量で変わるため一概には言えませんが、1日の中で何杯目かを数えながら飲むと安心です。妊娠中の方やカフェインに敏感な方は、ノンカフェインのメニューやミルク系を選ぶ方法もあります。

持ち歩きは結露と保冷に注意

大きなカップは表面に水滴がつきやすく、鞄や書類がぬれる原因になります。オフィスまで歩く時間が長い人は、カップごと入るドリンクホルダーやタオルハンカチがあると便利です。デスクで長時間かけて飲むなら、氷が溶けて味が薄まる前に半分ほど飲み、残りは保冷タンブラーに移すのも一つの方法です。

甘いメニューは「シェア」も選択肢

元祖コーヒーや甘じょっぱいラテのような甘いドリンクを1リットル飲むと、糖分もそれなりの量になります。初めてなら小さめのサイズで味を確かめるか、同僚と分けて飲むのも気軽な楽しみ方です。

先行組マンモスコーヒーと今後の出店予定

実は、韓国の大容量カフェの日本上陸は2026年8月が最初ではありません。流れを作ったのは2025年に虎ノ門へ1号店を出したマンモスコーヒーです。Lサイズ940mlのアイスアメリカーノが400円という価格で話題になり、2026年8月時点で都内4店舗(虎ノ門・虎ノ門T-LITE・東京駅ヤエチカ・神谷町)を展開しています。ホットは氷がない分、630mlのサイズ設定です。

関西では、2025年11月にfave COFFEEが大阪と神戸に出店しました。約1リットルの「グレート」サイズが500円前後とされています。さらに、韓国で大手のMEGA MGC COFFEEも日本法人を設立しており、進出の時期を検討中と報じられました。

ペクスダバンは、年内に東京で新たな店舗を出し、大阪など主要都市にも広げる計画を明らかにしています。新橋の2店舗はまだ始まりで、今後は駅ナカやオフィス街の別のエリアでも見かける機会が増えそうです。

韓国発大容量カフェに関するよくある質問

Q. ペクスダバンの新橋店はどこにありますか?

A. 東京都港区新橋2-15-11で、烏森神社のすぐそばです。2026年8月の開業時点では平日7:30〜17:00の営業で、土日は休みでした。最新の営業日は公式SNSで確認してください。

Q. MASS COFFEEとペクスダバンはどのくらい離れていますか?

A. 約140mで、徒歩2分ほどです。両方の味を飲み比べるのも難しくない距離でしょう。

Q. 1リットルのコーヒーはいくらですか?

A. MASS COFFEEのアイスアメリカーノ1リットルは400円からで、練乳を追加すると税込み500円です。カフェラテの1リットルは600円です。

Q. 「ダバン」とはどういう意味ですか?

A. 韓国語の「다방(茶房)」で、昔ながらの喫茶店を指します。ペクスダバンは「ペクさんの喫茶店」といったニュアンスのブランド名です。

Q. 店内で座って飲めますか?

A. 新橋の2店舗はいずれもテイクアウト中心の店舗です。ゆっくり座りたい場合は、近くのベンチや自分のオフィスで飲む使い方が中心になるでしょう。

Q. 大阪や名古屋にも韓国の大容量カフェはありますか?

A. 関西では大阪と神戸にfave COFFEEがあります。ペクスダバンは大阪など主要都市への出店も計画していると発表しています。

新橋の1杯から韓国のカフェ文化を味わってみよう

ペクスダバンとMASS COFFEEの新橋上陸は、10万店を超えるカフェがひしめく韓国から、量と安さを武器にしたチェーンが日本市場に挑んでいる動きの一部です。1リットル400円という価格の裏には、小型店で回転を上げる仕組みと、コーヒーを毎日の習慣として飲む韓国の文化があります。

新橋や神田、虎ノ門の近くに行く予定があれば、まずは小さめのサイズで元祖コーヒーやアシャッチュを試してみてください。気に入ったら、次は1リットルサイズで2店舗を飲み比べるのもおすすめです。韓国の街角のカフェ文化を、通勤途中の1杯で身近に感じられるでしょう。




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