関東エリアで道の駅の新設・リニューアル計画が相次いでいます。2026年から2028年にかけて、埼玉県・群馬県・栃木県を中心に6つの新しい道の駅が誕生する見通しです。公式発表されている計画を整理すると、食のテーマパーク型から鉄道遺産活用型まで、個性の異なる施設が並んでいます。
- 2025年3月にオープン済みの「べに花の郷おけがわ」ドッグランリニューアル情報
- 群馬県安中市初の道の駅 鉄道文化むらとの一体整備計画
- 埼玉県鴻巣市「道の駅こうのす」2028年開業の最新イメージ図
- 栃木県上三川町「折り紙ステーション」の独自コンセプト
- ドライブ旅に便利な周辺道の駅との位置関係
関東の道の駅 新設ラッシュの背景と経緯
全国の道の駅は2026年時点で約1,230駅に達しており、古くから地方創生の拠点として機能してきました。近年は単なる休憩施設から「体験型・滞在型」へと進化する傾向が強まっています。
実は、関東地方は道の駅の空白エリアがまだ残っています。埼玉県北部から群馬県南部にかけての国道17号沿線では、ドライバーが「次の道の駅まで遠い」と感じるルートが少なくありません。こうした背景から、2026年以降に集中して新設計画が動き出した経緯があります。
各自治体のプレスリリースや公式ホームページの情報をもとに、開業予定順に6駅の最新状況をまとめました。
2025年オープン済み 道の駅べに花の郷おけがわ(埼玉県桶川市)
埼玉県内21番目の道の駅として、2025年3月27日にグランドオープンしたのが「道の駅べに花の郷おけがわ」。中山道の宿場町として古くから栄えた桶川市の歴史を受け継ぐ「食のテーマパーク」として話題になりました。
敷地面積は約3万平方メートル。南側に地元産の農産物や加工品を販売する物販エリア、北側に地元食材をふんだんに使った食堂(約140席)、おにぎり専門店、ソフト&クレープ店の3店舗が入っています。圏央道桶川北本ICから南に約700メートルという好立地もポイントです。
SNSの口コミでは「地元野菜の鮮度が段違い」「おにぎり専門店が意外とハマる」といった投稿が見られ、週末は駐車場が満車になることも珍しくありません。2026年8月1日にはドッグランがリニューアルオープンし、芝生を全面張り替えた新しいドッグランが利用開始。ペット連れファミリーにとっては、ちなみに関東の道の駅ドッグランのなかでも広さと設備の充実度で上位に入る施設です。
2026年リニューアル予定 道の駅おがわまち(埼玉県小川町)と道の駅かつら(茨城県城里町)
既存の道の駅のリニューアルも注目に値します。
道の駅おがわまち(埼玉県比企郡小川町)
2025年5月30日にリニューアルオープン済み。「体験型パーク」として直売所・里山ごはん食堂・紙漉き体験工房が一体となり、外秩父エリア観光のハブ施設に生まれ変わっています。地元民の間では「紙漉き体験が子連れに大好評」と評判です。
道の駅かつら(茨城県城里町)
2026年9月のリニューアルオープンを予定。実は「道の駅かつら」は古くから無料キャンプ場として車中泊愛好家に絶大な人気を誇っていた施設です。移転整備に伴い、新たにビュッフェレストランやベーカリー、そば処が加わる一方、従来の無料キャンプ場は2026年8月で終了。跡地にはオートキャンプ場が整備される計画で、キャンプファンの間でネットの反応が大きくなっています。
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2027年開業見込み 安中市初の道の駅(群馬県安中市)鉄道文化むら一体型
群馬県安中市が市内初の道の駅整備を進めています。計画地はJR信越本線・横川駅の隣接地で、国道18号沿い。2026年度に本体工事が始まり、2027年度ごろの開業を見込んでいます。
この道の駅が意外と注目されている理由は、隣接する「碓氷峠鉄道文化むら」との一体型施設として計画されている点です。公式の基本構想では「駅がつなぐ、みちがつなぐ、碓氷峠交流ステーション」を基本理念に掲げ、碓氷峠の鉄道遺産を体験しながら交通の歴史に触れられる施設を目指しています。
周辺には、遊歩道「アプトの道」で訪れることができるめがね橋(碓氷第三橋梁・国重要文化財)や丸山変電所跡、さらに霧積温泉や碓氷湖といった観光資源が点在。鉄道ファンだけでなく、ドライブ旅やハイキング目的の観光客も取り込む狙いが見えます。
SNSの鉄道ファンコミュニティでは「横川駅の峠の釜めしとセットで楽しめる」「めがね橋への拠点になる」といった期待の口コミが投稿されており、実際にオープンすれば信越本線沿線の観光活性化に一役買いそうです。
2028年開業予定 道の駅こうのす(埼玉県鴻巣市)花と農の大型拠点
鴻巣市が国道17号熊谷バイパス沿いの箕田地区に整備を進めているのが「道の駅こうのす」です。敷地面積は約4万平方メートル超という大型施設で、2028年の開業を予定しています。
公式サイトによると、コンセプトは「よみがえる鴻巣宿〜花と農と健康を楽しむ人の活動拠点」。鴻巣市は花の生産量が日本有数であることから、南側には広大な花壇が整備される計画です。調整池の間にドッグラン、防災倉庫も設置される予定で、地域の農産物を活かした販売・飲食施設のほか、情報発信コーナーやキッズスペースも備えます。
2025年4月にはイメージ図が公開され、SNS上で「鴻巣にもやっと道の駅ができる」と話題に。体験談として、国道17号を走るドライバーからは「このあたりに休憩スポットが欲しかった」という声が古くからありました。
| 施設名 | 所在地 | 開業予定 | 敷地面積 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| べに花の郷おけがわ | 埼玉県桶川市 | 2025年3月(済) | 約3万平方メートル | 食のテーマパーク・ドッグラン |
| おがわまち(リニューアル) | 埼玉県小川町 | 2025年5月(済) | – | 体験型パーク・紙漉き工房 |
| かつら(リニューアル) | 茨城県城里町 | 2026年9月 | – | ビュッフェ・オートキャンプ場 |
| 安中市(名称未定) | 群馬県安中市横川 | 2027年度 | – | 鉄道文化むら一体型 |
| こうのす | 埼玉県鴻巣市 | 2028年 | 約4万平方メートル超 | 花と農の大型拠点・花壇 |
| くまがや | 埼玉県熊谷市 | 2028年3月 | – | フードコート約270席・子ども遊び棟 |
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2028年開業予定 道の駅くまがや(埼玉県熊谷市)と長期計画の2駅
熊谷市の池上地区では「(仮称)道の駅くまがや」が国道17号と125号の交差点付近に整備される予定で、2028年3月の開業を見込んでいます。約270席のフードコート、子ども遊び棟、ふわふわドームのある芝生広場などファミリー向け機能が充実。「暑さ国内有数」として知られる熊谷ならではの猛暑対策も施設設計に反映される見通しです。
さらに長期的な計画として、栃木県上三川町の「(仮称)道の駅かみのかわ」は約6.9haの敷地に「折り紙ステーション」をテーマにした施設を2031年度に開業予定。日本の伝統文化であるORIGAMI(折り紙)を前面に打ち出す構想は意外と類を見ない独自路線で、直売所や折り紙体験教室、子ども広場が整備される計画です。
埼玉県本庄市でも「(仮称)道の駅ほんじょう」の構想が動いており、国道17号または462号沿いの「発展創出ゾーン」を候補地として、にぎわい・交流・挑戦・防災の4機能を備えた複合拠点を目指しています。ただし開業時期は2035年前後と、まだ構想段階です。
よくある質問

Q. 2026年中にオープンする関東の新しい道の駅はありますか?
A. 新規オープンはありませんが、茨城県城里町の「道の駅かつら」が2026年9月にリニューアルオープン予定です。桶川市の「べに花の郷おけがわ」のドッグランも2026年8月にリニューアル済みです。
Q. 安中市の道の駅はいつ開業しますか?
A. 2026年度に本体工事が始まり、2027年度ごろの開業を見込んでいます。碓氷峠鉄道文化むらとの一体型施設として計画されています。
Q. 道の駅こうのすの場所はどこですか?
A. 埼玉県鴻巣市箕田の国道17号熊谷バイパス沿いです。敷地面積は約4万平方メートル超で、2028年の開業を予定しています。
Q. 道の駅べに花の郷おけがわのドッグランは利用できますか?
A. 2026年8月1日にリニューアルオープン済みで、芝生を全面張り替えた新しいドッグランが利用開始されています。
Q. 道の駅かつらの無料キャンプ場はどうなりましたか?
A. リニューアル工事に伴い、従来の無料キャンプ場は2026年8月で終了。跡地にオートキャンプ場が整備される計画です。
Q. 関東で最近オープンした道の駅のおすすめは?
A. 2025年3月オープンの「べに花の郷おけがわ」(埼玉県桶川市)がおすすめ。食のテーマパークとして地元食材のグルメが充実し、圏央道桶川北本ICから約700メートルの好アクセスです。
Q. 道の駅くまがやのフードコートは何席ですか?
A. 約270席のフードコートが計画されています。ほかに子ども遊び棟やふわふわドームのある芝生広場も整備予定です。
ドライブ計画に新しい道の駅を組み込もう
関東エリアでは2028年までに複数の道の駅が新たに加わり、国道17号沿線のドライブ環境が大きく変わろうとしています。鉄道遺産を活かした安中市の道の駅や、花と農をテーマにした鴻巣市の大型拠点など、それぞれに個性が際立つ施設ばかり。週末のドライブコースに組み込んで、オープン前からチェックしておくと楽しみが広がるでしょう。
