名古屋・栄エリアの景色を一変させる超高層複合ビル「ザ・ランドマーク名古屋栄」が、2026年6月11日にいよいよ開業します。地上41階・高さ約211メートルという栄地区最高峰の建物には、商業施設「HAERA」、シネマコンプレックス「TOHOシネマズ 名古屋栄」、ラグジュアリーホテル「コンラッド名古屋」、大規模オフィスフロアが集結。名古屋の都市機能を一棟に凝縮したような施設です。
ここでは、ザ・ランドマーク名古屋栄のフロア構成や各施設の詳細、建設の背景から具体的なアクセス方法まで、押さえておきたい情報を整理してお届けします。
- 建物の全体像と各フロアの施設構成
- コンラッド名古屋の開業日と客室情報
- TOHOシネマズ名古屋栄の設備と特徴
- 旧丸栄百貨店跡地からの再開発ストーリー
旧丸栄跡地から栄最高峰ビルへ|再開発の背景とプロジェクトの全容
ザ・ランドマーク名古屋栄が建つ場所には、かつて「丸栄百貨店」がありました。1953年に開業し、名古屋の「4M」(三越・松坂屋・名鉄・丸栄)の一角として長年親しまれた老舗百貨店です。しかし2018年6月に惜しまれつつ閉店し、その後の跡地活用が大きな注目を集めていました。
再開発事業は錦三丁目25番街区として計画され、J.フロント リテイリングと大同特殊鋼を中心とする共同事業体が推進。着工から約4年の歳月を経て、2026年3月31日に竣工しました。同年4月9日には竣工式も開催されています。
意外と知られていない事実として、このビルの高さ約211メートルは名古屋テレビ塔(約180メートル)を超えています。愛知県内では5番目に高い超高層ビルで、栄エリアでは文句なしの最高峰。実際に現地で見上げると、久屋大通公園越しにそびえるその姿は栄の風景を大きく変えたと実感できるでしょう。
建物概要データ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | 愛知県名古屋市中区錦三丁目25番1号 |
| 階数 | 地上41階・地下4階 |
| 高さ | 約211メートル(栄エリア最高) |
| 延床面積 | 約109,679平方メートル |
| 竣工 | 2026年3月31日 |
| 事業主体 | J.フロント リテイリング、大同特殊鋼 ほか |
フロア別施設構成|商業・映画・オフィス・ホテルの4機能が一棟に
ザ・ランドマーク名古屋栄の最大の特徴は、1つのビルに4つの都市機能を集約している点にあります。低層階で買い物や食事を楽しみ、中層階で映画を観て、高層階のホテルに宿泊する。そんな「一棟完結型」の体験が可能です。
各フロアの施設配置
| フロア | 施設 | 開業予定 |
|---|---|---|
| 地下2階〜地上4階 | HAERA(商業施設・全65店舗) | 2026年6月11日 |
| 5階〜9階 | TOHOシネマズ 名古屋栄 | 2026年6月11日 |
| 10階〜11階 | コンラッド名古屋 宴会場・会議室 | 2026年7月31日 |
| 12階 | スカイロビー | 2026年6月 |
| 13階〜14階 | コワーキングスペース・会議室 | 2026年夏以降 |
| 15階〜30階 | オフィスフロア | 2026年夏以降 |
| 31階〜40階 | コンラッド名古屋(客室170室) | 2026年7月31日 |
| 41階 | コンラッド名古屋 最上階施設 | 2026年7月31日 |
12階のスカイロビーは、低層部の商業・映画エリアと高層部のオフィス・ホテルエリアを結ぶ中継点として機能します。ここからの栄の街並みの眺望も見どころの一つです。
コンラッド名古屋|ヒルトン最上級ブランドが東海に初進出

ザ・ランドマーク名古屋栄の上層階(31〜40階)には、ヒルトングループの最上級ブランド「コンラッド」が入ります。コンラッド名古屋は2026年7月31日の開業予定で、東京(汐留)・大阪(中之島)に続く国内3軒目のコンラッドです。
客室数は全170室。31階以上の高層フロアに位置するため、全室から名古屋の街並みを一望できる眺望が最大の魅力となります。栄の繁華街の上空約150メートルから見下ろす夜景は、宿泊者だけが体験できる特権的な景色でしょう。
コンラッド名古屋の注目ポイント
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 客室数 | 全170室(スイートルームを含む) |
| フロア | 31階〜40階の高層部 |
| 宴会・会議施設 | 10〜11階に大規模宴会場と会議室 |
| ブランド | ヒルトングループ最上級ライン |
| 国内展開 | 東京・大阪に続く3軒目 |
| 開業日 | 2026年7月31日 |
| 参考価格帯 | コンラッド東京のスタンダードは1泊約5〜8万円 |
ちなみに、コンラッドブランドは世界40か国以上で展開されており、日本では名古屋が3都市目。名古屋出張やビジネス利用の多い方にとって、栄駅直結の立地と高級ホテルの組み合わせは非常に使い勝手がよいのではないでしょうか。
TOHOシネマズ 名古屋栄|栄エリア初の最新鋭シネコン
ザ・ランドマーク名古屋栄の5〜9階には、栄エリア初となるシネマコンプレックス「TOHOシネマズ 名古屋栄」が開業します。開業日はHAERAと同じ2026年6月11日です。
実は、栄エリアにはこれまで大型のシネマコンプレックスが存在しませんでした。名古屋で映画を観るとなると名駅エリアのミッドランドスクエアシネマやイオンシネマなどに足を運ぶ必要があったため、栄で買い物や食事の「ついで」に映画を観られる環境は、地元民にとって待望のものでしょう。
TOHOシネマズ 名古屋栄の施設データ
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| スクリーン数 | 全10スクリーン |
| フロア | 5階〜9階の5フロア展開 |
| 注目設備 | ドルビーアトモス対応・プレミアムラグジュアリーシート |
| 開業日 | 2026年6月11日 |
| 一般料金 | TOHOシネマズ通常料金に準ずる(大人2,000円) |
TOHOシネマズの公式発表によると、「エリア初の設備を多数導入した最新鋭の映画館」とのこと。ドルビーアトモスによる立体音響やプレミアムシートなど、名古屋エリアでも最高水準の映画体験を提供する方針です。
HAERAで買い物をして、TOHOシネマズで映画を観て、4階レストランでディナーを楽しむ。こうした「ザ・ランドマーク完結コース」が、新しい栄での過ごし方として定着していくかもしれません。
SNSや地元民の反応|期待と注目ポイント

ザ・ランドマーク名古屋栄の開業に対して、SNS上では多くの反応が寄せられています。X(旧Twitter)やInstagramでは、2026年3月の竣工時点から建設中の外観写真が数多く投稿され、「栄のスカイラインが変わった」「テレビ塔より高いのか」といった声が目立っていました。
特に注目されているのは以下の3点です。
- 「名駅vs栄」の勢力図への影響 — 近年は名古屋駅前の再開発(JRゲートタワー、ミッドランドスクエア等)で名駅エリアが優勢とされてきました。しかしザ・ランドマークの開業で栄が巻き返すのか、商業関係者や都市計画に関心を持つ層から活発な議論が起きています
- コンラッド名古屋への宿泊需要 — 「名古屋にコンラッドが来るなんて」「東京のコンラッドの朝食ビュッフェが好きなので名古屋版も気になる」といった期待の声が多く、ホテル好きの間では予約開始時期を心待ちにする投稿も見られます
- TOHOシネマズへの歓迎ムード — 「栄で映画を観られるようになるのは嬉しい」「買い物のついでに映画館に行けるのは便利」といった声が多数。特に栄エリアに住んでいる方や通勤している方からの反応が目立ちます
一方で、「開業直後は混雑がすごそう」「HAERAの予約が取れるか不安」といった懸念の声もちらほら。いずれにせよ、名古屋の街づくりにおいて大きな転換点となる施設として、幅広い層から関心が寄せられている状況です。
栄駅直結のアクセスと周辺施設との回遊性
ザ・ランドマーク名古屋栄は、地下鉄東山線・名城線の栄駅と地下直結です。サカエチカ(大同特殊鋼 Phoenix スクエア)を経由して、地下2階のHAERAに直接アクセスできるルートが整備されています。
主要駅からの所要時間
| 出発駅 | 路線 | 所要時間 |
|---|---|---|
| 名古屋駅 | 地下鉄東山線 | 約5分+徒歩2分 |
| 金山駅 | 地下鉄名城線 | 約6分+徒歩2分 |
| 栄町駅 | 名鉄瀬戸線 | 徒歩約5分 |
| 名古屋駅 | 車(都心部経由) | 約15〜20分 |
周辺には松坂屋名古屋店、三越名古屋栄店、ラシック、名古屋PARCOなどの商業施設が集積しています。ザ・ランドマーク名古屋栄の開業によって栄エリアの回遊性がさらに高まることは間違いありません。
名古屋駅前エリアとの競争が激化する中、栄エリアが「ザ・ランドマーク名古屋栄」という切り札を手に入れたことで、名古屋の二大商業圏のバランスにどのような変化が生まれるか。地元民はもちろん、商業関係者からも注目を集めています。
ザ・ランドマーク名古屋栄に関するよくある質問

いつ開業しますか?
商業施設「HAERA」とTOHOシネマズは2026年6月11日、コンラッド名古屋は2026年7月31日に開業予定です。オフィスフロアは2026年夏以降に順次入居が始まります。
ビルの高さはどのくらいですか?
地上41階・高さ約211メートルで、栄エリアでは最も高い超高層ビルです。名古屋テレビ塔(約180メートル)よりも約30メートル高く、愛知県内では5番目の高さです。
旧丸栄百貨店との関係は?
ザ・ランドマーク名古屋栄は、2018年6月に閉店した旧丸栄百貨店の跡地を含む錦三丁目25番街区の再開発プロジェクトとして建設されました。名古屋の「4M」の一角だった場所が、新たなランドマークとして生まれ変わった形です。
駐車場はありますか?
ビル地下に駐車場が完備されています。たですし、開業直後は混雑が予想されるため、地下鉄栄駅直結のアクセスを利用した方がスムーズでしょう。
コンラッド名古屋の宿泊料金目安は?
2026年6月時点では公式料金表は未公開です。参考として、コンラッド東京のスタンダードルームは1泊5万円〜8万円程度(時期により変動)。コンラッド名古屋も同等かやや手頃な価格帯になると予想されています。
TOHOシネマズのチケット予約はいつから可能ですか?
上映スケジュールとチケット予約の開始時期はTOHOシネマズ公式サイトで順次発表される予定です。開業日の6月11日上映分は、数日前からオンライン予約が開始されるのが一般的です。
展望フロアや一般開放された眺望スポットはありますか?
現時点では、一般向けの展望フロアの設置は発表されていません。コンラッド名古屋のレストランやバーを利用することで高層階からの眺望を楽しめる可能性はありますが、詳細はホテル開業後の発表を待つ必要があります。
名古屋・栄の新時代を見届けに行こう

ザ・ランドマーク名古屋栄は、商業施設・シネコン・オフィス・ラグジュアリーホテルの4機能を一棟に集約した、名古屋栄エリアの新たなシンボルです。旧丸栄百貨店の閉店から約8年、跡地は高さ211メートルの超高層ビルとして生まれ変わりました。
2026年6月11日のHAERA・TOHOシネマズの開業を皮切りに、7月31日のコンラッド名古屋の開業まで段階的にフルオープンしていきます。栄エリアの新しい拠点として、買い物・グルメ・映画・宿泊のすべてを一か所で体験できる施設を、ぜひ実際に訪れて確かめてみてください。
